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TAMA VIVANT II 2010 「ポイケド・ジャナイ」展

TAMA VIVANT II 公式サイト

出展作家
 奥村昂子/フジモトアヤ/前田千絵子/村上郁/森末由美子/柳井信乃

■多摩美術大学展
2010. 9. 17 – 10. 1
8:00 – 21:00 祝・日・最終日17:00まで
多摩美術大学八王子キャンパス内

■パルテノン多摩展【会期が長くなりました】
2010. 10. 21 – 10. 29
10:00 – 18:00 最終日17:00まで
多摩市立複合文化施設パルテノン多摩

■代官山Sedona展
2010. 11. 1 – 11. 7
11:00 – 20:00 最終日17:00まで
ラ・フェンテ代官山

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関連企画:
□シンポジウム
「美術と場の問題」
2010. 11. 1 18:00 – 19:00
ラ・フェンテ代官山 1F Sedona 催事場

□マルチデバイスガイドについて
 本展覧会では、各種デバイスによる展示内容のガイドを無料で提供いたします。iPhone, iPod touch, iPad, Xperia X10, HTC Desire, DSiをお持ちの方は、ご来場の際、是非ご持参下さい。

□あそびじゅつ
 本展覧会では関連企画として、こどもを対象とした鑑賞教育の講座「あそびじゅつ」を開講します。

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□TAMA VIVANT IIとは

 TAMA VIVANT II は多摩美術大学美術学部芸術学科海老塚耕一ゼミのカリキュラムの一環として、毎年行われている、現代美術・芸術の展覧会です。

 今年で第27回を迎える本展はプランナーやプロデューサー、研究者など、これからの美術・芸術、広義における文化の案内人たる人材を育成したいという故・東野芳明名誉教授の熱い思いから1984年よりアニュアル展「TAMA VIVANT」として26年間続けてまいりました。後にその意志を受け継いだ海老塚耕一とともに、第24回目を迎えた2007年度から、これらの側面を保ちつつ、より幅広く現代美術・芸術のあり方を捉えようと「TAMA VIVANT II」として新たなスタートをきりました。TAMA VIVANT II では、学生各々が作家や展覧会を形成していく関わり合いの中で思考し、得たことを 企画のみに留まらず制作やテキスト、批評といった形であらわしていくことも目的としています。企画から構成、運営にわたり学生が中心となって実際に展覧会を設計・構築することで、通常の講義では得難い、より実践的な企画力、主体性を身につけるとともに、展覧会を通して現代の美術・芸術の在り方を積極的にお伝えすることに努めております。

□TAMA VIVANT II 2010 : ポイケド・ジャナイ

 私たちは普段の生活のなかにおいて、ものや自分以外の人間に対して個々それぞれの関係性を想定することで、日常を平安に過ごしています。それは多くの固定された意味や慣習によって形作られたひとつの視線・前提に保護されている日常です。そんな日々の生活のなかでは、疑問符を持つことを忘れてしまいがちです。そこで、疑問符を生み出すにはどうしたらいいのかを考えたことが本展の始まりです。
 さて、展覧会を構築するにあたり、私たちは、ものごとの関係性やそのものが持つ常識的な意味から一旦離れ、固定された視線・前提を新鮮なものへと還元する契機を模索しました。それは、前提というものを裏切り、免れる瞬間であり、新たな関係性との出会いの瞬間でもあります。私たちは、このような視線から生まれた展覧会を「ポイケド・ジャナイ」と命名しました。「ポイケド・ジャナイ」とは、その名の通り「○○っぽいけど○○じゃない」を略した造語です。「ポイケド・ジャナイ」に遭遇するとき、ものごとの関係性や意味が剥脱され、変容した対象と自己が持つ固定観念との差異の間で、眼差しは揺れ動きます。それは本来の姿からずらされた対象に対して、理解しようと歩み寄る態度であり、新たな眼差しを持ってその対象に対して自身が価値を創造することにほかなりません。「ポイケド・ジャナイ」は、私たちに多くの疑問符を投げかけ、眼差しの変容と創造の場を与えてくれることでしょう。
さて、今年度のTAMA VIVANT II 展は、作家の眼差しが呼び込んだ日常を、多様な作品の関係のなかで感じられる作品で構成されます。TAMA VIVANT II 2010の会場が生き生きとした疑問符で埋まることを願っての展覧会です。

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テーマの著者 Anders Norén