[TOKYO]第7回凹地企画展「Bulb Cities」/Bulb Cities – The Seventh Kubochi Exhibition

西荻窪の遊工房アートスペースにて、凹地の企画として2年ぶりに個展を開催します。この展示は国際野外アート展「トロールの森」に参加しています。会期も同じですので、爽やかな秋空の下、散策がてらぜひお越しください。

第7 回凹地企画展 村上郁 個展「Bulb Cities」
2014 年11 月3 日(月祝)~11 月23 日(日)
月火休み(初日除く)
12:00~19:00(金曜日 〜20:00 / 最終日 〜17 :00)

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[SINGAPORE] JAPAN ART EXHIBITION

現在、伊勢丹シンガポール・スコッツ店にて開催されている「ジャパン・アート・エキシビジョン」に参加しています。

「ファッションとアートの刺激的な融合は、私たちの想像力を羽ばたかせ、それまでなかったものを作り出したり新しい考え方をするためのチャンスをもたらしました。本展は、伝統と今が共に生きる<未来のライフスタイル>を作り出すために、日本のアーティストと協力し、「アートとともに生きる」ということについて新しい地平を切り開こうと挑戦し続けるものです。

ー村上郁の作品は、身の回りにあるものから発想を得ています。彼女はこれらのものの歴史を調べ、想像を広げ、共感することによって、過去へと繋がるタイムトンネルを通り抜けることができると考えています。彼女の作品はこのように「あちらとこちらに同時に存在すること」というテーマを繰り返し描き出します。

—村上綾はフランス・パリ生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科を修了後、東京と愛知を中心に発表しています。知らぬ間に染み付いた歴史的な背景や取り巻く環境、あるいは内なる原風景を見つめながら選ばれた親密なモチーフを、筆跡や色彩で均一化することから絵画空間を作り上げています。

ー椛田ちひろは東京を拠点に活動するアーティストです。紙にボールペンで描くという椛田の技法は、見間違う程に繊細で、ドローイングや彫刻において繊細なインクの線の積み重ねにより力強い表現を成す彼女の作品は、その行き着く先を誰にも予測させません。彼女は国内外で多くの個展やグループ展に参加し、近年では2013年、ニューヨークの第101回ザ・カレッジ・アート・アソシエイション(CAA学会)の「畏れと憤悶の間で:東日本大震災における日本の若手作家の反応」という研究発表で作品が注目されました。

ー椛田有理は独学で絵画を習得し、東京を拠点に活動するアーティストです。彼女は筆致と図形の反復によるモノクローム作品のシリーズを制作しています。彼女の絵画はそれぞれの作品に与えられた<規則>に従って描かれることを特徴としています。彼女は国内外で数多くの個展・グループ展に参加しています。」
(伊勢丹発行「ジャパン・エクスプレス」より抜粋)

ジャパン・アート・エキシビジョン
会 期: 2014年03月07日(金)-2014年03月20日(木)
時 間: 10:00-21:30
会 場: 伊勢丹スコッツ店 /シンガポール
住 所:350 Orchard Road Shaw House Singapore 238868
主 催:伊勢丹
協 力:ジャパン・クリエイティブ・センター(日本大使館)

[TOKYO] アーティスト・イン・レジデンス?シンガポール!—プロジェクト6581の現場から。

‘Project 6581’は,マイクロレジデンスとしてローカルとグローバルを繋ぐ活動を続けるInstincと遊工房アートスペースによるコラボレーション・プロジェクトです。タイトル名は、シンガポール(65)と日本(81)の国際電話国番号を表しており、両国より2組4人のアーティストが相互に滞在制作を展開します。グローバル化が進むアートシーンを支えるのは、世界を自由に流民するアーティスト達です。プロジェクトは、アイデンティティーが主要なテーマの一つとなって久しい今日のアートシーンにおいて、彼らの様なアーティストの立ち位置や地域性に改めて目を向けます。

本展では、日本から参加した村上綾、村上郁、椛田ちひろ、椛田有理の4名の作家による、シンガポール滞在成果発表を行います。多民族・多文化国家シンガポールでの滞在制作で何を得て、そして何を思ったのか。作品を通じて語りかけます。
29日には、オープン・ディスカッションを開催します。各作家手づくりのシンガポール滞在レポートも必見。

We will be holding an exhibition and activity report about the project called ‘Project 6581’, which is artists exchange project between Singapore and Japan, at You-kobo art space in Tokyo.
Also we will have an open discussion event from 18.00 on 29th Mar.
You can taste Teh tarik, which is Malaysian and Singaporean milk tea.
Please stop by if you have time. Hope to see you there.

会 期:2014.3/26(水)-3/30(日)[会期中無休]
時 間:12.00-19.00
会 場:遊工房アートスペース
住 所:東京都杉並区善福寺3-2-10<MAP

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オープンディスカッション
『東南アジアのアートとアーティスト・イン・レジデンス:
彼らとの恊働がもたらすもの』

2014.3.29(土)18:00-
入場料:300円(テータリック付き)
*本ページの割引クーポン提示で200円割引

特別ゲスト:ジェイミ・ハンフリーズ、太田エマ
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☆テータリック (Teh tarik) は、マレーやシンガポールで飲まれているミルクティーです。お楽しみに!

<関連サイト>

遊工房アートスペース:イベント告知ページ

椛田ちひろホームページ

村上綾ホームページ

椛田有理ホームページ

村上郁ホームページ

<割引クーポン>
招待券

Singapore Architect(278)インタビュー掲載

シンガポールで一番長い歴史を持つ建築雑誌「Singapore Architect」278号のアート欄に、村上郁と村上綾のインタビューが掲載されました。
シンガポールのINSTINCで滞在制作した際に行ったリサーチについてと作品のコンセプトについて話しました。
全て英文ですが、機会がありましたらご覧ください。

You can read Murakami Kaoru and Aya’s interview on the oldest architecture magazine in Singapore, Singapore Architect Vol.278. We talked about our AIR at INSTINC in Singapore and works for the Project 6581. If you are in Singapore or you can get it, please have a look.

PROJECT 6581 – Parallel Perception And Counter Connection at JCC, Singapore

東京とシンガポールのアーティスト8人の展示”PROJECT 6581 – Parallel Perception And Counter Connection”がシンガポールのJapan Creative Centeにて2月8日~28日に開催されます。

この企画は昨年から今年にかけて行われた2国間の交流プログラムが元になっており、日本人の作家とシンガポールの作家が滞在場所を交換して制作した成果の展示になります。私は昨年8月にシンガポールに滞在した際のアイディアを元にした作品を展示します。詳しい内容はこちらからご覧ください。

お近くにおいでの方は、是非お立ち寄りください。

A group exhibition by four Singapore artists and four Japanese artists.
Participating artists:
Representing Singapore: Yeo Shih Yun | Justin Lee | Ade Putra Safer | Khairullah Rahim
Representing Japan: Aya Murakami | Kaoru Murakami | Chihiro Kabata | Yuri Kabata

Project6581 is a collaboration of INSTINC Singapore and Youkobo Art Space Tokyo. Gaining its name from the phone codes of Japan and Singapore this project involves the exchange of 4 artists from each country in a collaborative residence program.

Each pair of artists immersed themselves in the city for a period of one month and created works inspired by the city. In this series of art residency exchanges, two pairs of Singaporean artists and two pairs of Japanese artists switch cities and explored art in a culturally displaced frame of mind, as they try to find a parallel in space and time of where they came from and where they were situated. The attempt to negotiate the differences of geography that result in differences in ways of life and ways of thinking in the two different countries give rise to a series of artworks that revealed a reconciliation or a resolution of the issues explored and exposed.

JCC:http://www.sg.emb-japan.go.jp/JCC/index.htm

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