2026/1/23~31 The Art PICNIC: AN ACT OF CREATION, Singapore

The Art PICNIC: AN ACT OF CREATION

▶︎日  時
23~31 January 2026

▶︎時  間
水曜~金曜 13:00-19:00
土日13:00-18:00

▶︎会  場
INSTINC Space, 39 Keppel Rd, #03-10 Tanjong Pagar Distripark, Singapore 089065

オープニング:2026年1月23日(金)16:00-21:00


本展は、「制作すること」そのものが展示となる、唯一無二の展覧会です。ギャラリー空間を活気ある共有スタジオへと変貌させ、アーティストたちが来場者の目の前で制作を行い、そのプロセスを共有し、実験そのものをパフォーマンスへと昇華させます。

制作が目の前で立ち上がっていく空間に、ぜひ足を踏み入れてください。
本展は、アートが生まれる瞬間を目撃する体験へと観客を招き入れ、実験、対話、そして「つくること」が持つエネルギーを祝福します。完成作品は物語の一部にすぎません。ここでは、制作行為そのものが主役となり、来場者もまた、その一端を担う存在となります。

会期5日間を通して、シンガポール、インドネシア、日本、台湾をはじめとする各地から35名のアーティストが会場に集い、多様な視点と実践をギャラリーにもたらします。毎日6〜7名のアーティストが約5時間にわたり制作を行い、その過程を観察し、対話し、さらには参加することのできる、貴重な機会が提供されます。展覧会は常に変化し続け、現代美術が動きの中で持つリズムとエネルギーを体感できる、ダイナミックで予測不能な体験となるでしょう。(INSTINCサイトより抜粋)

2026/6/14 ファンダメンタルズ バザール/Fundamentalz Bazal, YCAM Yamaguchi

90分前に、​はじめまして。
科学者とアーティスト18名が、探究相手を探して初対面で繰り広げる90分の対話が9組。


ファンダメンタルズ バザール in 山口

▶︎日  時
2026年6月14日(日)

▶︎時  間
10:00-15:30

▶︎入  場
無料、予約不要

▶︎会  場
山口情報芸術センター(YCAM) ホワイエ

▶︎入 場 料
無料

▶︎主  催
ファンダメンタルズ プログラム

▶︎共同主催
公益財団法人山口市文化振興財団(YCAM) / 山口大学理学部 / 科学技術広報研究会(JACST)

科学者とアーティスト18名が、この先一緒に探究する相手を探しに
全国から山口に集まります。

初対面の二人が話す90分が9組。
そのあいだに哲学研究者がひとり座って、触媒の役を担います。

専門の中で問いを続けてきた人たちが、
専門の外側に手を伸ばすあわいの時間です。​

立ち聞き、途中の出入り自由。ぜひお立ち寄りください。
6月14日(日)、​YCAMで​公開します。

2026/6/20 ~ 7/28 Bricks:17人のかたち/Bricks: Form of 17 Artists, ART FACTORY Jonan-jima Tokyo

ART FACTORY城南島に拠点を置く17組の作家によるグループ展「Bricks」を開催します。


Bricks:17人のかたち

▶︎会  期
[前期]2026年6月20日(土)〜7月28日(火)
[後期]8月1日(土)〜9月23日(水)

▶︎時  間
11:00-19:00(入場は閉館30分前まで)

▶︎会  場
ART FACTORY城南島 3階美術倉庫

▶︎入 場 料
無料

▶︎アーティスト
遠藤保子/影山萌子/笠原 出/かじのゆーふぉーず/神田茉莉乃/児玉匡平/ギル久野/桑山彰彦/中島 崇/婦木加奈子/藤田クレア/藤元 明/藤原京子/星川あすか/村上 綾/村上 郁/門馬 翔

ART FACTORY城南島に拠点を置く17組の作家によるグループ展「Bricks」を開催します。
会場となる3階美術倉庫はレンガの壁で囲まれ、展覧会のタイトルである「Bricks」はそれを元に名付けられました。
レンガのように、それぞれ異なる関心や手法から生まれた作品が同じ空間に並ぶことで、個々の表現のあいだに新たな関係が立ち上がります。
また、前期・後期と展示替えを挟むことで会場の雰囲気が変化し、訪れるたびに異なる印象を体験できる構成になっております。
なお、ART FACTORY城南島は建て替えに伴い、年内で長期クローズが予定されています。
本展は、その節目の時期において、スタジオの現在を示す機会でもあります。
個々の実践が並ぶこの空間で、城南島のクリエイティブな空気を体験していただければ幸いです。

2026/6/27 ~ 8/2 はだしであるく/Walking Barefoot, TOKAS Hongo Tokyo

トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2026 成果発表展「はだしであるく」の第1期に参加いたします。
2025年のスイス・バーゼルのアトリエ・モンディアル滞在時にフィールドとしていた、ユニークな取り組みをする庭園の草から作った紙の作品と、新作のインスタレーションを発表いたします。


トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2026 成果発表展「はだしであるく」

▶︎会  期
[第1期]2026年6月27日(土) - 2026年8月2日(日)
[第2期]2026年8月15日(土) - 2026年9月20日(日)

▶︎時  間
11:00-19:00(入場は閉館30分前まで)

▶︎休 館 日
月曜日(7月20日は開館)、7月21日

▶︎会  場
トーキョーアーツアンドスペース本郷 (東京都文京区本郷2-4-16)

▶︎入 場 料
無料

▶︎アーティスト
第1期:アナイス・カレニン、アレクシア・アヒレオス、池添 俊、井上拓哉、エドゥアルド・カスティーリョ・ビヌエサ、ノガミカツキ、村上 郁
第2期:宇佐美奈緒、ガン・ドンフン、Synphysica、ハラサオリ、ディエゴ・ペレス、水野 渚

▶︎主  催
トーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 )

▶︎提携機関
アトリエ・モンディアル(スイス、バーゼル)、カリーズ(ドイツ、ベルリン)、センター・クラーク、ケベック・アーツカウンシル(カナダ、ケベック州[モントリオール])、HIAP [ヘルシンキ・インターナショナル・アーティスト・プログラム]、フィンランド文化財団(フィンランド、ヘルシンキ)、トレジャーヒル・アーティスト・ヴィレッジ、アーティスト・イン・レジデンス台北(台湾、台北)、ウィールズ、ベルギー・フランダース政府(ベルギー、ブリュッセル)

世界の街を舞台に滞在制作を行ったアーティストたちによる成果発表展

本展では、2025年度に東京や世界各国の提携機関のレジデンスに滞在した国内外のアーティストたちが、その成果を発表します。第1期は、「テクノロジーと人間のかたち」というテーマを共有してTOKASレジデンシ―で滞在制作を行った4名を含む7名が、第2期は6組の作家が同じ空間を共有して行うグループ展です。 

私たちが暮らす社会では、価値基準や思考はしばしば、帰属する集団によって規定されます。それは靴を履くように、身を守り歩きやすくすると同時に、世界とのあいだに一定の距離を生み出します。本展に参加するアーティストたちは、それぞれのテーマを探究する中で、意図的あるいは必然的にその靴を脱ぎ、素足になって世界に触れ直しています。

社会的な関係を扱う彼らの実践からは、属性や役割を一度外し、個へ戻ろうとする視点が見えてきます。たとえば、異なる時代や場所に存在する誰かの思考と共鳴することや、身体の一部に目を凝らすことなどをとおして、どこの誰であるかとは別の地平で、他者と出会っています。
一方で、人間以外のものと対峙する際には、社会の靴は通用しません。人間は自然という脅威の中で生存するために群れをつくり、社会を育んできました。それでも自然に向き合う時は、ひとつの身体と感覚をもつ素足の生き物として立つほかありません。

このように彼らは自発的に、あるいは不可避的に、社会的な前提からいったん離れ、脆弱性を引き受けながら世界との距離を詰めようとしています。素足で草や岩の上を歩くとその感触の豊かさと皮膚の繊細さを再認識するように、自らの実感を手がかりに世界と関係を結び直す。それぞれの歩みが、本展においても立ち現れてくるでしょう。 

https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2026/20260627-7557.html

以下の関連イベントに出演いたします。
その他のイベントについては、公式サイトをご確認ください。

第1期:アーティスト・トーク 2

▶︎日時 2026年7月4日(土)16:00-17:00
▶︎出演 池添 俊、村上 郁       
▶︎会場 トーキョーアーツアンドスペース本郷
▶︎料金 無料
▶︎言語 日本語のみ

※日程および参加アーティストは変更となる場合があります。
※手話通訳をご希望の方は、「7/4トークの手話通訳希望」と件名に記載のうえ、6月15日(月)までにメールでご連絡ください。
E-mail: public_program[at]tokyoartsandspace.jp [at]を@に変えてください。

2025/9/7 スイスであるく・つくる・かんがえる/Walking, creating, thinking in Switzerland, THE BASES Tokyo

令和7年度二都市間交流事業プログラム〈バーゼル〉報告会
「スイスであるく・つくる・かんがえる ──バーゼルから見た美術と環境」

▶︎日 時:2025年9月7日(日)14時〜16時 (開場:13時半)
▶︎会 場:THE BASES(東京都小平市学園西町2-10-15)
▶︎定 員:20名(先着順・要事前申込)
▶︎参加費:無料 ※ワンドリンク・オーダーをお願いします。

登壇者:村上郁(美術作家)

▶︎参加申込みはこちらから(定員20名・先着順)
※定員が少ないため、キャンセルの場合はご一報ください。


このたび、美術作家・村上郁によるアーティスト・イン・レジデンス報告会「スイスであるく・つくる・かんがえる──バーゼルから見た美術と環境」を開催いたします。

村上は、2025年4月から6月までTokyo Arts and Space(TOKAS)の二都市間交流事業プログラムに参加し、スイス北部・バーゼルにある国際文化交流プログラムAtelier Mondialで滞在制作を行いました。

バーゼルは、ドイツ・フランスとの国境が交わる三国国境の都市であり、山や湖といったスイスらしい風景とは異なる、都市的で開かれた場所です。
ライン河が街を横断するこの街は、かつて製紙業が行われていた土地でもあり、今回の滞在では、製紙にまつわる水辺の文化と素材との関わりに視線を向けました。植物素材から繊維を取り出す紙づくりの実践を軸に、土地や環境との関係性を観察し、記録し、ときに対話を交えながら、制作を取り巻く状況について考えました。

本報告会では、滞在を通じて体感したバーゼルの文化的・エコロジカルな側面や、今年のArt Baselについて前半でご紹介します。
後半では、現地で採集した素材と社会との関係性、環境との接続について、紙づくりの実験を通じて考えたことをお話しします。
スイスの美術館や博物館、ギャラリー、アーティストのスタジオなど、現地でしか得られない情報を、映像や写真を交えてご紹介する予定です。
また、ささやかではありますが、スイスのおみやげもご用意しています。

アーティストに限らず、スイスやバーゼルに関心のある方、AIRに興味のある方にも、現地での体験を共有できる時間になれば幸いです。

お気軽にお申し込みください!

2025/8/2 ~ 11 The 20th Anniversary ‘LOOP HOLE Expo. 2025’, Tokyo

「LOOP HOLE Pavilion」
期 間:2025年8月2日(土)~11日(祝月)※8/4(月)休館
時 間:10:00ー17:00(最終日15:00まで)
会 場:府中市美術館市民ギャラリー

「短い〜の展」
期 間:2025年8月2日(土)~11日(祝月)※8/4(月)休廊
時 間:14:00ー18:00(最終日15:00まで)
会 場:LOOP HOLE


アーティスト:秋山 幸、安藤由莉、池崎拓也、石井トミイ、石川 遼、今井俊介、今井貴広、今村 仁、EKKO、大久保あり、大槻英世、岡野智史、小川 泰、O JUN、小野冬黄、小山維子、金田実生、鹿野震一郎、岸本雅樹、木下令子、木村俊幸、ケ(旧hanage)、小嶋基弘、五嶋英門、小林史子(資料展示)、齋藤雄介、酒井一吉、佐々木耕太、佐藤克久、佐藤万絵子、清水勇気、下山健太郎、ジャンボスズキ、進藤 環、杉山都葵、五月女哲平、田中啓一郎、棰石憲蔵、寺内大登、なしの、塙 将良、林 菜穂、原 汐莉、Piotr Bujak、藤原優子、ホリグチシンゴ、松本菜々、水上愛美、光藤雄介、水戸部七絵、宮崎勇次郎、宮本穂曇、ミルク倉庫ザココナッツ、村上 綾、村上 郁、横田 章、渡辺 豊

"スペース"〜幼少から憧れたこのSF的な響きが、まさかアート作品の設置場所の呼称として親しまれていると気付き始めたのは20歳頃だった。
辞書を片手に目を瞑り、開いて目に留まった単語"loop hole"を、VFX/視覚効果のスタジオ名とすると同時にギャラリーとして機能し、僕自身の作品発表の拠点としてループし続ける、、と恰好をつける筈だった。
然し、気付くと数十人に上る個性的な作家達が集まり、ARTスペースとして20年の"穴"を埋め尽くし、寧ろ世の流れを逆流させる存在感を醸し出していた。
なんだ、そりゃ、なんちゅうカッコいい奴等なんだょ…
いつしか、そう呟くようになっていた。
作家達が何処となく連なると、それが銀河のような星雲となり、小さな穴の如き"スペース" が、幼少の頃の憧れにも似た空間になっていた。
壁の穴を埋める度、今もその想いがループする。
木村俊幸(LOOP HOLE主宰・画家)

★府中市美術館への行き方
・京王線 東府中駅から
⇨徒歩17分/北口より ちゅうバス 府中駅行きで「府中市美術館」下車(8:05から毎時30分間隔で運行)
・京王線 府中駅から
⇨ちゅうバス 多磨町行きで「府中市美術館」下車(8:00から毎時30分間隔で運行)
・JR武蔵小金井駅、国分寺駅からもバスが出ています。
🕳️LOOP HOLEへの行き方
・府中市美術館から ちゅうバス府中駅行きで終点下車
⇨府中駅バスロータリーより徒歩10分
・京王線 府中駅、分倍河原駅から⇨徒歩10分
・JR南武線、武蔵野線 府中本町駅より⇨徒歩10分

※お車の場合
府中市美術館にお越しの際は、無料の「府中市臨時駐車場」をご利用頂けます。LOOP HOLEには、駐車場がございません。お近くのコインパーキングをご利用ください。

府中市美術館
〒183-0001 東京都府中市浅間町1-3
LOOP HOLE 
〒183-0045 東京都府中市美好町1-1-18 石川ビル 202号室

2025/2/1 ~ 3/末 Katsurao Collective 2024 活動報告展/Katsurao Collective 2024 Activities Report Exhibition, Fukushima

期 間:2025年2月1日(土)~3月末日(予定) 9:00 – 17:00
会 場:葛尾村復興交流館あぜりあ, 葛尾村立葛尾中学校 休校中校舎前 屋外
アーティスト:榎本浩子/大槻唯我/ 喜多村徹雄 /村上郁
詳 細:https://katsurao-collective.com/2030

※葛尾村復興交流館あぜりあの休館日(原則 毎週月曜日)はご覧いただけません。

Katsurao AIR 滞在期間後も継続して制作を行った、4名のアーティストによる作品を公開いたします。冬の葛尾村の澄んだ空気とともにお楽しみください。

2025/3/8 ~ 16 どこかでお会いしましたね 美術と哲学の対話/Haven’t we met before? – A dialogue between art and philosophy -, Saitama

会 期:2025年3月8日(土)〜16日(日)
時 間:10:00〜18:00(最終日は17:00まで)
会 場:埼玉会館 第一展示室
    さいたま市浦和区高砂3-1-4(JR浦和駅 西口から徒歩6分)
料 金:入場無料
主 催:さいたま市の美術家をつなげる会(https://jsaitama.jp/)
協 賛:Gallery Pepin・三代目満作煎餅、清宮青果

3月9日(日) 14:00 ~ 15:30 アーティストトーク
       16:00 〜 哲学者・金澤修氏と出品作家によるトークセッション

参加作家:acubi.xxx、浅野彌弦、菊池遼、熊谷美奈子、佐々木俊明、須惠朋子、高草木裕子、高島芳幸、田中宏美、戸野倉あゆみ、村上郁、諸貫きよ恵、山口真和


~作品って何だろう
  制作現場の外側から~

或る写真家は言った。
カメラを使って制作することは、ココロをカタチへ移し入れること、その意味で制作は翻訳に似ている、と。

翻訳は、わからないモノをわかるようにするやり方だ。
ココロにはカタチがない。ココロは見えない。
けれど、ココロは作品に訳されることでカタチを得る。カタチは見える。

確かにそうだ。

そう考えてみれば、あそこに建っているビルも、コンビニのビールも、スマホの画面も、きのう歩いた道も、すべて誰かのココロにあったものが、カタチをとって現れたモノなのだ。
僕たちが生きている街は、僕たちが出会うすべての世界は、「作品」で満ちている。
それらは全て、他者のココロが、そういうカタチに翻訳されたモノなのだ。
僕たちはいつも誰かのココロと一緒にいることになる。

でも、あなたは知っていますか?
それが誰のココロから出てきたモノなのかを。

街中と違って、今日、会場で出会う作品は、誰のココロから流れ出てきて、どう翻訳されたのか、あなたにはハッキリわかるはず。
もしかしたら、そのカタチに、あなたはどこかで出会っていたのかもしれません。
もしかしたら、そのココロの持ち主を、あなたはもう知っているのかもしれません。
そんなときは、あなたのココロの中を、もう一度見直してみてください。

今回の「どこかでお会いしましたね」のテーマは、異業種としての哲学者と作家とのコラボレートです。そこで、自称・哲学者の僕が、制作現場の外側から作家たちを眺めてみました。

(金澤 修 /
  東京都立大学非常勤講師・研究員
  専門 古代ギリシア・ローマの哲学、比較思想)

2024/12/25 ~ 30 ひかりをむすんで/COSMIC HABITAT, Tokyo

会 期 2024年12月25日(水) – 2024年12月30日(月)
時 間 11:00 – 20:00
場 所 渋谷ヒカリエ8/CUBE1,2,3
料 金 入場無料
主 催 Katsurao Collective (一般社団法人葛力創造舎)

福島県葛尾村にて Katsurao AIR に参加したアーティストたちの活動を「共生」をテーマに紹介します。 

Katsurao AIRは、福島県双葉郡葛尾村(かつらおむら)にアーティストたちを短期移住者として迎え入れているアーティストインレジデンス(AIR)プログラムです。

アーティストたちは、被災から13年が経過した葛尾村で暮らしながら、固有の風土や歴史、そこにある生活のリアリティに向き合い、それぞれの視点で接近してきました。村を取り巻く環境やそこに暮らす人々との共生を試みるそのプロセスは、アート作品の制作のみならず、葛尾村の日々の風景に彩りを添えています。

本展では、葛尾村で活動したアーティストたちの作品をご紹介いたします。

【アーティスト】
榎本浩子
大槻唯我
喜多村徹雄
鮫島弓起雄
三本木歓
杉浦藍
増田拓史
村上郁


ひかりをむすんで —COSMIC HABITAT—

私たちが生きる場所である宇宙(cosmos)は、生命の根源的な起点でもあります。光は恒星から惑星へと降り注ぎ、私たちが生息している地球上では、生命を育むエネルギー源として機能しています。また、科学技術が発達するにつれ、人間もさまざまな方法で光をつくりだしてきました。植物が日光や人工灯から光合成を行うことで栄養源をつくり、動物がその植物を摂取しながら命をつないでいるように、人間もまた、有象無象の光を受け取り、他者と影響しあいながら生命を継続しています。

本展では、宇宙に行き交う光「ひかり」をひとつのテーマとして、いわばそれらの光を結ぶように、他者や自然との共生のあり方を問いかけます。共生とは、異なる存在同士が新たな関係性を絶えず構築しつづける営みにほかなりません。「COSMIC HABITAT」という副題が示すのは、私たちの生態系が宇宙全体に広がる壮大なつながりに支えられていることへの認識です。

本展でご紹介するのは、地域での具体的かつ実践的な取り組みや、生きることそのものへの根源的なアプローチなど、葛尾村で暮らしたアーティストたちの多様な活動です。村での日常から宇宙的な視点まで、さまざまな関係性を網目のように浮かび上がらせることで、人と自然、そしてその先の世界との新しいつながり方を提案します。

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